
ゾンネック城(Burg Sonneck)
同じ河川でも場所によりこの数値は異なるので、地名が必要になります。ライン河の流れるケルンでは16であるのに対し、利根川(栗橋)は850、比較的穏やかに流れているように見える淀川(枚方)で104であります。

ライヒェンシュタイン城(Burg Reichenstein)
年間の平均流量もライン河(ケルン)で2000トン/毎秒であるのに対し、利根川(栗橋)は171トン/毎秒、信濃川(大河津)は477トン/毎秒であります。日本の河川は主に畑の感慨に使用されたのに対し、ライン河は船舶の航行に使用され物資の運搬に役立ってきました。それだけにあちこちに通行税を取り立てる関所もあったのです。

シュトレック城(Burg Stohleck)

ラインシュタイン城(Burg Rheinstein)
ライン河に沿っては中世の城が非常に多く残っています。マイン河とラインが合流するマインツからモーゼル河が合流するコプレンツまでラインを下るとラインシュタイン城(Burg Rheinstein)、ライヒェンシュタイン城(Burg Reichenstein)、ファルツ城(Pfalz)、猫城(Burg Katz)、マルクス城(Marksburg)などを見ることができます。これらはラインを行き交う船に通行税をかけようとする諸侯の思惑もあり、切り立った崖や山腹に造られた城(Burg)です。

ライン河で通行税を取り上げた猫城(Burg Katz)