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2007年09月03日

ドイツ外斷熱協会創立50周年

些か旧聞になりますが、平成19年6月14日、15日の両日ベルリン市で開催されたドイツの湿式外断熱工法協会(本部バーデン・バーデン)創立50周年記念大会に招待され出席しました。出席者は300人という盛大なものでありました。

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ドイツ外断熱協会創立50周年の記念大会が開かれたベルリン市庁舎はカール・フリードリッヒ・シンケルの作品です。

14日ベルリン市庁舎の大講堂において挙行された式典で挨拶したチーグラー会長が「湿式外断熱工法は2006年に協会傘下企業で4240万平方メートルが施工され順調に伸びている」と報告しました。

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ドイツ外断熱協会創立50周年記念大会でチーグラー会長の挨拶がありました。

それに引き続き来賓として参加した運輸建設省のカスパリック事務局長は「地球温暖化防止のために外断熱工法を今やらなければいつやるのだ!協会傘下の皆様がやらなければ、誰がやるのだ!」と檄を飛ばしました。

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ドイツにおける湿式外断熱施工壁面積の変遷
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ドイツにおける断熱材厚みの変遷

環境省のクルーク事務局長は先日ドイツのハイリゲンダムで行われたサミットの宣言を引き合いに出し、「地球温暖化防止のために外断熱工法が絶対に必要である。今すぐに行動を!」と述べました。さらにベルリン市都市計画局のレーパー局長も「新築はもとより、改築も外断熱工法はベルリン市の美化に役立つ。省エネルギーの為に前進させよう」と述べました。

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ドイツ外断熱協会創立周年を記念して協会から50,000ユ−ロ(約900万円)が福祉団体に贈呈されました。

15日は会場をベルリン市中心部にあるヒルトンホテルの大会議場に移して、防火、接着、断熱改修などの各専門技術部会の報告がありましたが、外断熱マンションを日本で展開する夏目康広康和地所代表取締役とともに講演の機会を頂き、「1977年にサンシャイン計画で太陽熱利用実験住宅を建設する際に湿式外断熱工法を実施したのが始まりで、その後もいろいろ紆余曲折があったが、最近やっとその良さが認められ、確実にその実施例が増えている」と日本の湿式外断熱工法の状況を報告しました。

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6月15日会場をヒルトンホテルに移し、ドイツ外斷熱協会創立50周年記念大会が行われ、ここで招待講演を行いました。我が国においても湿式外斷熱工法が順調に、健全に育っていくことを祈念いたします。



posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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