
ノイシュタットの町に宿泊し、バスに1時間揺られてたどり着いた博物館は「ドイツ暖炉博物館」の看板も下げられていました。確かにメールで訪問を約束してあったのに、これには驚きました。

でも案内していただくとまだ沢山のアンテイ−ク鋳鉄製暖炉が陳列されていました。

こんな変わった形の暖炉もありました。暖炉の上に小鳥が留まっています。
すると家の方が出てきて事情を説明してくれました。実はこのような地方で個人博物館を維持するのは大変で、この間に以前から交渉していた博物館展示物の売却が成立し、ドイツのボイラー、放熱器メーカーのV社に展示物の一部が移ったとの事でした。しかし私との約束はそれ以前のことで、当時閉鎖するということは判っていたが言えなかったとの事で、博物館を案内してくださいました。私が最後の訪問者かもしれません。

平成21年の干支である牛も暖炉の模様に使われていました。たしかにこの付近農家が沢山牛を飼っています。

これはかってBuderus社の暖房博物館で見たものと同じ形をしています。

これもアンテイ−クな暖炉です。

燃焼量を調節できるコックが付いています。