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2008年10月27日

ワイン通りのブルヴァイラー5:修道院

以前このブログでフランクフルトからマイン河を遡ること約80kmのところにあるミルテンベルク(Miltenberg)という町を紹介したことがあります。ここにも山の上に修道院があり、私が1971年から73年の間留学したベルリン工科大学ヘルマン・リーチェル研究所の同窓会でこの修道院を訪問したことを書きました。
ブルヴァイラーで鋳鉄製暖炉の博物館を見学し、シュトリンチンガー夫人に礼を述べ、辞去したのは良かったのですが、博物館前のバス停の時刻表を見ると次のバス出発まで1時間30分はありました。いくらでも拡がるワイン畑は見飽きましたし、この村の山の頂にある修道院を訪問することにしました。雰囲気はかってミルテンベルクで訪問したものとそっくりでした。やはりキリストの受難劇が砂岩の彫刻となって修道院まで登っていく道に立っています。

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ブドウ畑の中にある山道に沿って修道院を訪問しました。両端にはキリストの受難劇の彫刻が立っています。

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彫刻の下には綺麗な花が植えられています。


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キリストの受難劇

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彫刻の後ろにワインの武道畑が広がります。

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空は晴れていて初夏の陽気でした。

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これは山頂近くに立つ彫刻です。

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このような彫刻は一体いくつ立っているのでしょうか?勘定するのを忘れました。
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2008年10月20日

ワイン通りのブルヴァイラー4:鋳鉄製暖炉の博物館4

この博物館には単に鋳鉄製暖炉だけでなく当時の暖炉を使用した生活の絵が展示されていました。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。暖炉の焚き口です。

暖炉があっても部屋の中では厚いオーバーをまとっている絵もありました。当時は必要以上に室温を上げなかったのか、それとも暖炉の焚きはじめで室温は低かったのか、それとも当時の住宅は断熱が不十分で、これくらいの暖炉では十分に室温が上昇しなかったのか、などといろいろ想像をたくましくしました。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。暖炉の頂部です。

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暖炉の装飾もかなり凝っているものがあります。暖炉の焚き口です。
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2008年10月13日

ワイン通りのヴルヴァイラー3:博物館

この博物館には単に鋳鉄製暖炉だけでなく当時の暖炉を使用した生活の絵が展示されていました。暖炉があっても部屋の中では厚いオーバーをまとっている絵もありました。

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鋳鉄製ボイラ製造時のカタログです。

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暖炉を中心としたご夫婦の生活です。奥さんは糸を紡いでいます。

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鋳鉄製暖炉製造時の広告です。

当時は必要以上に室温を上げなかったのか、それとも暖炉の焚きはじめで室温は低かったのか、それとも当時の住宅は断熱が不十分で、これくらいの暖炉では十分に室温が上昇しなかったのか、などといろいろ想像をたくましくしました。

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鋳鉄製暖炉の広告です。ここにHutteとありますが、ヒュッテは山小屋を意味しますが、鋳造所という意味もあります。

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暖炉を中心とした生活。夫人が薪を入れています。ご主人は威張っていますね。1 個の画像を送付します。

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絵描きと暖炉。小さな暖炉ですが、寒がりの猫が暖炉のそばにいます。室内でもオーバーを着たり、当時の室内は寒かったのでしょう。

いくらでも拡がるワイン畑は見飽きましたし、この村の山の頂にある修道院を訪問することにしました。雰囲気はかってミルテンベルクで訪問したものとそっくりでした。やはりキリストの受難劇が砂岩の彫刻となって修道院まで登っていく道に立っています。

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社長さん風の紳士が暖炉の前で新聞を読んでいます。

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長時間燃焼の暖炉の広告です。

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調理兼用の暖炉です。寒がりの猫がいますね。鳥までいます。
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2008年10月06日

ワイン通りのブルヴァイラー2:鋳鉄製暖炉の博物館2

ここの展示は鋳鉄製暖炉の鋳造場所、製造年、寸法も記述されており、素晴らしいものでした。シュトリンチンガー家の努力に敬意を払いつつも、閉鎖の事態に陥ったことにさぞ無念であったことを思いました。
私に対する説明もなにか淋しげな感じがしたものです。

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