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田中辰明日記
皆様こんにちは。今までお茶の水女子大学で住居学の講義を行い、研究をしてきました。日本の住居は戸建住居の場合、地震国であるにもかかわらず、構造計算をしなくとも良いなど多くの問題があることに気がつきました。住居に関する私の考えをご披露して参りたいと存じます
2010年8月に「建築家ブルーノ・タウト 人とその時代,建築,工芸のご紹介」を上梓しました。
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2009年02月23日
ブルーノ・タウト設計のカール・レギエンの住宅都市(Wohnstadt Carl Legien)その2
カール・レギエンの住宅都市はブルーノ・タウトの設計です。他のタウト設計の住宅に比べると、住宅そのものの色合いは多色使いというわけではありません。しかしやはり扉などにははっきりした彩色が施され、タウトらしい特徴が見られます。ここではいくつかの住宅の玄関扉をご紹介いたします。
カール・レギエンの集合住宅で見つけた青色の扉です。
カール・レギエンの住宅団地で見つけた赤い窓枠です。
カール・レギエンの集合住宅で赤く彩色された玄関扉を見つけました。
カール・レギエンの集合住宅で見つけた黄色の彩色を施した玄関扉です。
posted by 田中の住居学 at 00:00|
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建築家ブルーノ・タウト
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2009年02月16日
ブルーノ・タウト設計のカール・レギエンの住宅都市(Wohnstadt Carl Legien)
この住宅団地も2008年7月にユネスコの世界文化遺産に指定されました。ベルリンのPrenzlauer Bergにあります。1928年から1930年にかけて建設されました。タウトの他にFranz Hillingerが設計に協力しています。住宅団地の面積は8.4 ha、総面積は33.9 ha、緩衝帯面積は25.5 haで1145戸の住宅があります。ベルリン市の内部にあり、大規模なジードルングです。高密度な集合住宅で、高層化が計られました。それでいて圧迫感を抑え、通風や採光、色彩、形態に配慮が払われました。
カール・レギエンの住宅団地中庭
カール・レギエンの住宅団地の出窓に特徴がある。
カール・レギエンの住宅団地・集合住宅の隅角部に取り付けられたガラス窓に特徴がある。
カール・レギエンの集合住宅
カール・レギエンの集合住宅ベランダは建物内に引っ込んでいる。
posted by 田中の住居学 at 00:00|
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建築家ブルーノ・タウト
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2009年02月09日
ブルーノ・タウト設計の庭園都市ファルケンベルクその4
庭園都市ファルケンベルクは第一次世界大戦以前に手がけられた「生活共同体」(Genossenschaftliche Siedung)と呼ばれた住宅団地プロジェクトの一つです。生活革命を訴え、居住において格差の無い共同生活を目指すものでした。ここには個性的な住宅が多数存在します。
ファルケンベルクには特徴のある住宅が多いのですが、その一つです。
ファルケンベルクの色彩豊かな住宅
ファルケンベルクの住宅、黒と赤の配色が強烈です。窓枠の赤い彩色も。
一見長屋風の住宅です。屋根には暖房用暖炉の煙突が付いています。ドイツでは煙突掃除夫という職業があり、黒い清掃をし、シルクハットを被って仕事をしました。朝煙突掃除夫に出会うと良い事があると
言われていました。また煙突からサンタクロースが入ってくると言うのもゲルマン民話です。
窓にデザインを凝らしたファルケンベルクの集合住宅
強烈な青で彩色したファルケンベルクの住宅
窓下のデザインに凝ったファルケンベルクの住宅
posted by 田中の住居学 at 00:00|
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建築家ブルーノ・タウト
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2009年02月02日
ブルーノ・タウト設計の庭園都市ファルケンベルクその3
ドイツには人名が付いた道路が多数あります。ファルケンベルクの住宅団地付近にはブルーノ・タウトに因んだブルノ・タウト道り、ブルーノ・タウト環状道路(Bruno Taut Ring)があります。私が1971年から1973年の間在籍しましたベルリン工科大学へルマン・リーチェル研究所はMrchstr.4というところにありました。これはベルリンのオリンピック競技上などを設計した建築家Marchの名前に因みます。
ファルケンベルクは庭園都市と名づけられているだけあって今も緑が豊かである。「庭園都市ファルケンベルクは建築家ブルーノ・タウト教授の設計により1913〜1915念に建設された。」というさりげない看板があった。
「庭園都市通り」「ブルーノ・タウトリンクは150 m先」の標識
ファルケンベルクには「ブルーノ・タウト通り」と名づけられた道があります。
ファルケンベルクの住宅には空き巣に対する警告か「闘猫あり」の看板を出す家もありました。
posted by 田中の住居学 at 00:00|
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建築家ブルーノ・タウト
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