
チーズカバー外観

チーズカバー入り口、寒地の建築だけに風除け室がある。
この住宅は文筆家エドヴィン・ケンネマン(Edwin Könnemann(1883〜1960))がブルーノ・タウトに依頼し1926年に建設したものである。半円球の形をしているところからチーズカバー(Käseglöcke)の愛称を持つ。本来はタウトがマクデブルグで展示会に展示した物を実現したものである。

円形住宅の中央に暖炉があります。この暖炉に寄り住宅全体に暖が採れるように工夫されています。寒地では暖房が大切でした。この暖炉は彫刻家カール・ピーニングにより設計されました。暖炉は単に暖房の機械としてではなく、重要な装飾品でもあったのです。

チーズカバーの2階には客室が2つあります。客室と言っても作り付けの小さなシングルベッドがあるだけです。

チーズカバーに置かれている椅子は芸術的です。

居間ですが、内部は木造建築です。