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2009年06月29日

ブルーノ・タウト設計のヴァイガンドウーファーの集合住宅

ベルリン市ノイ・ケルン地区は早くから発展しましたが、下町の情緒をかもし出しています。この地区は昔から労働者、勤労者が多く住み、ブルーノ・タウトもいくつかの住宅団地を残しています。その一つがヴァイガンドウーファーの集合住宅です。

この集合住宅は1925〜1926年に建設されました。ヴァイガンドウーファー(Weigandufer)とう道に面してまたこの道路と直交するヴィルデンブルッフ通り(Wildenbruchstrasse)に90度曲げて建設されました。平面的に見ると大工が使用する曲尺の形をしています。ウーファー(Ufer)とはドイツ語で運河を意味します。この住宅はノイ・ケルン地区を流れる運河に沿って建設されています。ベルリンにはシュプレー河(Spree)という河が流れ込み市内ではそれが細かく分かれて流れています。一部では川幅が1 kmを超える場所もあります。このような運河を使って船舶による運搬が行われ、ベルリンが早くから工業都市として発展することが出来たのです。平地を流れる河であるので、日本の河川と異なり、流れも緩やかです。

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この集合住宅の外観です。住戸数は100戸です。


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この建物は5階建てで当時の標準であったようです。にヴァイガンドウーファー(Weigandufer)という道とヴィルデンブルッフ通り(Wildenbruchstrasse)の交差点から写した写真です。


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この写真はヴァイガンドウーファー(Weigandufer)側からの外観です。築後90年になりますから人々によって十分に住まわれたという感じをかもし出しています。


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この住宅のヴァイガンドウーファ(Weigandufer)という道に面する外壁の玄関を示します。


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2009年06月22日

ブルーノ・タウト設計のアイッヒカンプの住宅

ブルーノ・タウトはベルリンのシャロッテンブルグ(Charlottenburg)地区にあるアイッヒカンプ(Eichkamp)に2戸住宅、もしくは1家族用の独立住宅を1925年から1927年の間に42戸設計し、建設しています。比較的小規模な住宅ですが、窓などに工夫を凝らし、人々の生活に潤いを与えました。

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アイッヒカンプの住宅です。チカデンヴェーク(Zikadenweg)72〜74番地にあります。


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アイッヒカンプの住宅の外壁です。1925〜1927年にかけて建設されました。


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アイッヒカンプの住宅の外装です。


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アイッヒカンプの住宅の玄関です。
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2009年06月15日

ブルーノ・タウト設計のトリエラー通りの集合住宅

旧東ベルリンのヴァイセンゼー(Weisswensee)地区にトリエラー通り(Triererstrasse)の集合住宅があります。道路に面した方は1階が紫、3階が赤、2階、4階は黄土色と華やかな色彩が施されています。夏にこの住宅に来ますと、設計者の色彩感覚を疑いたくなります。しかし北ドイツは秋が来るとどんより曇り、重たい雲が垂れ下がり、いつこの雲がどいてくれるのか、わからない生活が続きます。そのような時にこの色彩が人々の心を明るくしてくれます。


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トリエラー通りに面したファッサードです。ドイツの冬にはこれがぴたりと会います。


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トリエラー通りの集合住宅の窓です。


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トリエラー通りの住宅の窓です。


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トリエラー通りの住宅の道路と反対側から見たところです。
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2009年06月08日

ブルーノ・タウト設計のファルケンベルグの住宅

ブルーノ・タウト(1880年〜1938年)は1920年代に多くの集合住宅をベルリンに残しています。その内4件が2008年7月にユネスコの世界文化遺産に指定されました。シラーパークの団地、ブリッツの馬蹄形住宅、カール・レギーンの住宅がそうですが、1件だけ1913年から1916年にかけて建設された団地ファルケンベルクの田園都市も世界文化遺産に指定されました。
タウト33歳の時の作品です。それまでの集合住宅はねずみ色のような物が多かったのですが、思い切って彩色を施し、人々を驚かせました。田園都市の構想を発表し、都市にありながら田園生活を楽しむと言う発想、お互いに助け合って生活するなど新しい住まい方を提案しました。


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ファルケンベルクはベルリン市の東のはずれにあります。田園都市通り29番地にある住宅の玄関です(Gartenstadtweg29)。



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ファルケンベルクのアカシア通り(Akazienhof)6番地にある集合住宅です。タウトは「住宅には色彩が必要である」と言いました。


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田園都市ファルケンベルクのアカシア通り(Akazienhof)、2〜3番地にある住宅です。


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ファルケンベルク(Am Falkenberg)118番地の住宅です。
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2009年06月01日

ヴァルネミュンデ

ヴァルネミュンデ(Warnemunde)はヴァルノウ河がバルト海に注ぐ河口の小さな町です。ロストックの外港でここからデンマークのゲッザーへ行く定期船が出ています。1972年ベルリンにおりました際にVWを運転し、東独のビザを取得しこの町からデンマークへ旅行したことがありました。当時は暗い町でしたが今では明るい観光地に変化しております。



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ヴァルネミュンデの港です。


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ヴァルネミュンデの建物です。


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ヴァルネミュンデの町の城壁の一部です。建物に市門が付いています。


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ヴァルネミュンデの木組み建築にもドイツ特有の上部の加重を三角形の形をした支えで受けて下部へ伝える方式が取られていました。この三角形部分には模様が施されているのが通常です。
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