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2009年11月16日

ブルーノ・タウトの設計したコトブサーダムの商業建築

ブルーノ・タウトは1920年代に多くの勤労者向け集合住宅を設計した建築家として紹介を行ってきた。しかし数は多くないものの商業建築も設計している。ここに2つの商業建築を紹介する。
コトブサーダム2- 3番地(Kottbusser Damm)の賃貸・商業建築はベルリン市ノイケルン(Neukölln)地区コトブサーダム2〜3番地にある。1910年から1911年にかけて建設された。地下鉄(U-Bahn)のシェーンライン通り駅(Schönleinstr.)の直前にある。主に平面計画は建築家アルトゥール・フォクト(Arthur Vogdt)により実施され、ブルーノ・タウトはファッサードの設計を行っている。所有者はアルトゥール・フォクトであった。この建物の中に映画館があり、この内装はタウトが行なった。しかし戦災後この映画館は無くなっている。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けたが1977年から1978年にかけてファッサードは以前と同じ状態に復興された。タウトは同じ時期に同じコトブサーダム90番地にもやはりアルトゥール・フォクトの依頼により賃貸商業建築を設計している。

コトブサーダム90番地の(Kottbusser Damm)の賃貸・商業建築商業建築はベルリン市ノイケルン(Neukölln)地区コトブサーダム90番地にある。1909年から1910年にかけて建設された。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けたが1980年にファッサードは以前と同じ状態に歴史的建築物修復法により復興された。

タウトは賃貸建築の価値を上げることに腐心した。古い建築法規に拘束される事を嫌い、張り出し窓、外に出ない屋根付バルコニー、一般バルコニーを設け、ファッサードに工夫を凝らした。さらに彩色により、特徴を持たせ、建物に投機の価値を持たせた。19世紀の伝統的なファッサードとは異なり、ダイナミックなファッサードを実現した。


091116_1.jpg
コトブサーダム2- 3番地の商業建築

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コトブサーダム90番地の商業建築


posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | 建築家ブルーノ・タウト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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