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2008年08月18日

不吉な数字“17”

日本では4という数字は“死”に繋がるので、不吉な数字といわれます。西欧では13はキリストが処刑された日が13日の金曜日であったことから不吉な数字とされます。さらに17という数字も不吉とされ時々欠番になっています。これはローマ数字で17を書くと“XVII”になります。これを並び替えると”VIXI”というラテン語になり、これは“故”という意味で、死に繋がるからです。

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ベルリンの高級住宅街の降下鉄道駅グリューネヴァルト駅にナチ時代ユダヤ人が集結させられドイツ各地の強制収容所に送られました。

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グリーネヴァルト駅では17番線ホームは永久保存、このようなことがあったことを子孫にも語り継ぎ歴史から抹殺しない努力が行われています。

ナチス政権の時代にベルリンの高級住宅街にあるS- Bahnhof(高架鉄道の駅)グリーネヴァルト駅からユダヤ人がドイツ各地の強制収用所に送られたことをこのブログに書きました。この時も17番ホームから強制収用所行きの列車は出ました。今でもそのホームは使用されず、この恐ろしいことがあったことを歴史から抹殺してはいけないとして保存されています。
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1941年から1945年間ドイツ連邦鉄道の前の組織がユダヤ人を強制収容所に17番線ホームから送った事を書いています。

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これは17番線ホームの見取り図です。

もっとも17がホテルや病院で常に欠番となっているかというとそうでもなく、その日ベルリンの定宿に宿泊したのですが、“良くいらっしゃいました。お待ちしていました”とにっこり笑った女主人から受け取った私の部屋の鍵は17番でした。

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1943年10月29日にベルリンからアウシュビッツに50人のユダヤ人を輸送したと線路に刻印されています。


posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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