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2008年10月13日

ワイン通りのヴルヴァイラー3:博物館

この博物館には単に鋳鉄製暖炉だけでなく当時の暖炉を使用した生活の絵が展示されていました。暖炉があっても部屋の中では厚いオーバーをまとっている絵もありました。

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鋳鉄製ボイラ製造時のカタログです。

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暖炉を中心としたご夫婦の生活です。奥さんは糸を紡いでいます。

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鋳鉄製暖炉製造時の広告です。

当時は必要以上に室温を上げなかったのか、それとも暖炉の焚きはじめで室温は低かったのか、それとも当時の住宅は断熱が不十分で、これくらいの暖炉では十分に室温が上昇しなかったのか、などといろいろ想像をたくましくしました。

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鋳鉄製暖炉の広告です。ここにHutteとありますが、ヒュッテは山小屋を意味しますが、鋳造所という意味もあります。

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暖炉を中心とした生活。夫人が薪を入れています。ご主人は威張っていますね。1 個の画像を送付します。

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絵描きと暖炉。小さな暖炉ですが、寒がりの猫が暖炉のそばにいます。室内でもオーバーを着たり、当時の室内は寒かったのでしょう。

いくらでも拡がるワイン畑は見飽きましたし、この村の山の頂にある修道院を訪問することにしました。雰囲気はかってミルテンベルクで訪問したものとそっくりでした。やはりキリストの受難劇が砂岩の彫刻となって修道院まで登っていく道に立っています。

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社長さん風の紳士が暖炉の前で新聞を読んでいます。

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長時間燃焼の暖炉の広告です。

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調理兼用の暖炉です。寒がりの猫がいますね。鳥までいます。
posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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