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2008年11月24日

ブルーノ・タウト旧宅2

この住宅はドイツの歴史的建築物保護の指定は受けていますが、旧東独、ブランデンブルグ州にあります。この州都はポツダムでポツダムはお城も沢山あり、まず観光に役立つポツダムの修復に予算が行ってしまい、タウト旧宅のように個人住宅には資金が回ってこないそうです。

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タウト旧宅のある村の駅Dahlewitzです。旧東ドイツの復興はまず観光資源になる所から。公共鉄道の駅舎ですら、まだ割れたガラス窓にはベニア板が貼られたままです。

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タウト旧宅の平屋根も相当に傷んでおり、コンクリートの小片が自然に落ちてくる状態です。

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外壁も相当に傷んでいます。




かつ住人のディプナー夫人は年金生活者で、この住宅の維持に資金を使い果たし、もうお金が無いとの事でした。私にどうにかならないかと修理保全を依頼されている状態です。

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外壁下部の損傷も進んでいます。

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窓周りの損傷も進んでいます。

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バルコニー下の損傷も進んでいます。
posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築家ブルーノ・タウト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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