
コリーンの駅舎です。タウト好みの彩色が施されています。

タウト兄弟はクロスターシェンケへ出かけ、その店の娘と結婚しますが、その店は今はありません。新しいクロスターシェンケ(Neue Kloster Schanke)という店がありました。
コリーンには中世の時代から修道院(クロスター:Kloster)がありました。17世紀30年戦争が終わった頃から廃墟になったそうですが、現在かなり修復が行われています。ここで鍛冶屋をしていた一族にヴォルガスト(Wollgast)家があり、クロスターシェンケ(Kloster Schänke)という食堂も営業したそうで、酒も飲め、ダンスも出来るというので、若者に人気があったそうです。

修道院の近くに大きな湖があります。青年達はクロスターシェンケの娘達を誘い湖にボートをこぎ出したそうです。
タウト兄弟もここに出入りし、店にも出ていた三女のヘートヴィッヒ(Hetwig Wollgast)とブルーノ・タウトは結ばれます。後に妹のマルガレーテ(Margarete Wollgast)とマックス・タウトが結ばれます。

修道院です。かなり修復されています。

修道院の内部ですが、天井がまだ貼られていません。