2010年8月に「建築家ブルーノ・タウト 人とその時代,建築,工芸のご紹介」を上梓しました。購入はこちらからお申込み下さい。 トップページには最新の記事が表示されます。最新5件の記事はメニューの一番上「最近の記事」に記載されています。それ以前の記事は「月ごとの記事」「カテゴリ」等でご覧下さい。

2008年12月15日

テンペルホーフ飛行場1

第二次世界大戦後の冷戦で、ソ連がベルリンを封鎖した際に西側による物資の空輸大作戦を行った拠点はテンペルホーフ飛行場であった。1923年に開講された歴史ある飛行場であった。この飛行場が2008年10月30日、85年の歴史に幕を下ろした。

10001_2.jpg
2008年10月30日に閉鎖されたテンペルホーフ飛行場

戦時中は軍用飛行場として使用され、筆者も1971年から73年までベルリン市に居住したので何回もこの飛行場を利用した。当時はジャンボも飛ばず、飛行機は大きく張り出したテンペルホーフの屋根の下に停止、客の乗降を行った。

10001_2.jpg
2008年10月30日に閉鎖されたベルリンのテンペルホーフ飛行場には中央飛行場の看板が残る。

これはヒットラーの案だったそうであるが、雨の日も濡れずに乗降ができた。東西分断の70年代には年間580万人が使用した。まさに主要空港であったが最近は定期航路はブリュッセル行きくらいで、多くはチャーター便であった。

10001_3.jpg
1970年代いつも多くの人で賑わったテンペルホーフ飛行場も閉鎖直前は人もまばらであった。

10001_4.jpg
テンペルホーフ飛行場の最寄りの地下鉄駅「空の橋」駅も飛行場閉鎖が決まり人もまばらになった。
posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 街並み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。