
建設当初あまりにも人工的な団地であったので批判もありました。そもそもドイツ人は高層建築を好まず、ましてや高層住宅には非難がありました。しかし建設後40年、樹木も生長し、それなりの落ち着きを感じるような住宅団地になっていました。

メルキシェスフィアテルの大住宅団地も築後40年と言う事で、改修工事も進んでいます。このように定期的に改修を行うことに寄りドイツの建築は長く使用されています。ここでは外断熱改修工事が行なわれていました。

メルキシェスフィアテルの大住宅団地の外断熱改修です。断熱材料として土に接する部分は押し出し発泡スチレンが、地上部分はビーズ発泡スチレンが使用されています。

メルキシェスフィアテルの団地です。省エネルギーの外断熱改修があちこちで行なわれ、足場が掛かっている住宅が多数見受けられました。