
これは南ドイツのホルツキルヘンのホテルにあるクリストフォロスの壁画です。大男が少年を肩に河を渡っています。
それ以来大男はキリストを渡した人と言う事で、クリストフォロスとして聖人に叙せられたということです。このキリスト教とゲルマン神話の混じった話はライン河に沿ってあちこちに絵が残っています。ケルンの大聖堂にもあります。しかし小生が以前これがクリストフォロスの絵であるとご紹介した絵は間違えていました。既に数名の方からご指摘を頂いておりましたので、改めて最近撮影したクリストフォロスの壁画をご紹介します。

これはミュンヘンの郊外にある美しい湖キムゼーの畔で見つけたクリストフォロスの壁画です。神話ですから少年(キリスト)もクリストフォロスも様々なものがあります。クリストフォロスの絵は単にライン河畔だけでなく、ドイツのカトリック勢力が強い土地でよく見ることができます。

これもキムゼーの畔で見つけたクリストフォロスの壁画です。