2010年8月に「建築家ブルーノ・タウト 人とその時代,建築,工芸のご紹介」を上梓しました。購入はこちらからお申込み下さい。 トップページには最新の記事が表示されます。最新5件の記事はメニューの一番上「最近の記事」に記載されています。それ以前の記事は「月ごとの記事」「カテゴリ」等でご覧下さい。

2009年07月06日

ブルーノ・タウト設計のライネ通りの集合住宅

ライネ通りの集合住宅はブルーノ・タウトにより設計され1925〜1928年にノイ・ケルン地区に建設されました。1期工事は1925〜1926年、2期工事は1927〜1928年に行われました。191戸の住宅があります。4つの道路に囲まれた矩形の土地に”ロ“の字型に建設されています。この付近の区画整理は1980年に計画され、1905年から1914年にかけて実施されました。区画整理された道路の区画に収まるようにこの集合住宅は建設された。ワイマール共和国時代の典型的な都市内勤労者用集合住宅といえます。タウトはこの集合住宅で集合住宅建設の形態と秩序を完成させたとも言われています。1951年に戦災で破壊された部分の再建が行われ、1966年に改修が行われました。この集合住宅はベルリン市内のテンペルホーフ飛行場(Flughafen Tempelhof)に隣接して建設されました。

090706_1.jpg
この集合住宅の外観です。この建物も5階建てで地下があります。当時の標準と言えます。


090706_2.jpg
この集合住宅の玄関とその上にある階段室の外観です。


090706_3.jpg
中庭に立つ子供の遊び場の使用に関する注意を記した看板ですが、ドイツ語とトルコ語で書かれています。事実このノイ・ケルン地区、並びにクロイツベルク地区はトルコ人の労働者が多く住んでいます。


090706_4.jpg
この集合住宅の中庭側から撮影したものです。ドイツの集合住宅の中庭で多くの場合芝生が植えられ、ここでもドイツ人が好む樅の木が植えられ成長しています。樅の木をドイツ語でタンネ(Tanne)と言いいす。ドイツ人の好む歌で特にクリスマスが来ると歌われるのがO, Tannebaum, O Tannebaum, wie true sind deine Blatter!というものがあります。「モミの木よ、モミの木よ、(冬にも)緑を保つお前の葉は何と誠実な事か!」という歌ですが、わが国でも「モミの木、モミの木・・・」と訳されて歌われています。



posted by 田中の住居学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築家ブルーノ・タウト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。