
木を燃焼させて採暖する、調理を行うと言うことは原始時代から行われていました。(CelleのBoman 博物館)

このような暖炉でも燃料は薪でした。
木は森林で生長しているときに二酸化炭素を吸収して炭素として取り込みます。これを燃料にしようとし、薪として使用、ペレットとして使用することが流行しています。

カッヘルオフェンは過去の暖房機と見られますが、薪を燃料として使用するのに具合がよいことからまた見直されています。

2007年3月にフランクフルトで開催された暖房と衛生の国際見本市ISHでカッヘルオフェン(Kachelofen)が薪の燃焼に良いとして展示されていました。
ペレットを作るときも木の持っているリグニンで接着させ決して人工の接着剤を使用しないのが原則だそうです。
ドイツの木を使うことで、ドイツの林業を活性化させようと言うのが彼らの主張です。我が国においても同じ事がいえます。

豪華なカッヘルオフェンも薪を燃焼させて展示されていました。

ドイツの材木屋さんです。左にあるのがペレットです。ペレットをストーブの燃料として使用することが薦められています。